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平成29年度 林業人材育成研修会を開催しました

平成29年6月23日(金曜日)に、古殿町役場大会議室及び古殿町の現地会場にて、林業人材育成研修会を開催しました。

この日は、講師として、青森県青森市在住の林材業安全技能師範 小田桐久一郎氏を迎えて、安全なチェーンソー伐倒について、現地での実演指導も交えて講義をいただきました。

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研修会の様子
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小田桐久一郎氏

午前の室内研修では、正確な伐倒の必要性についてお話いただき、マニュアルや過去の経験に頼りすぎず、思い込みに気をつけ、現場や作業者の個性を見極めながら、安全で正確な作業を行うための指導を行うことが大切だと話されていました。

午後の現地研修では、チェーンソーワークを実技しながら、狙った場所への伐倒や枯れた木の伐倒、また初心者への指導方法などについて、具体的に講義をいただきました。

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現地での講義の様子
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実技の指導をする小田桐氏

また、平成29年6月26日(月曜日)には、安達郡大玉村のフォレストパークあだたらにて、青森県弘前市の㈲先崎林業 先崎倫正氏を講師に迎えて、「世界伐木チャンピオンシップに出場して」と題して講演をいただきました。

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研修会の様子
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先崎倫正氏

先崎氏は、林業事業体で働きながら、WLC(世界伐木チャンピオンシップ)に2度出場しており、大会の様子を伝えるとともに、競技は現場の林業作業と深く関連しており、いかに「安全で効率の良い作業」を行うのかという考えに結びついていることを説明されました。

午後からは、競技のデモンストレーションと伐倒の実演、また、参加者2名の方が直接伐倒の指導を受けました。

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デモンストレーション(枝払い)の様子
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実演と講義を行う先崎氏

伐倒の実演では、狙った目印にぴたりと当てる技術や、その伐根の受け口・追い口・ツルの正確さに、参加者から感嘆の声が上がっていました。

今回は、いずれもチェーンソー伐倒に関する研修でしたが、支援センターでは、今後も様々な研修を予定しておりますので、ぜひご活用をお願いします。