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林業の現場見学会・就業相談会を開催しました

平成29年8月4日(金曜日)に、いわき市にて、林業の現場見学会および就業相談会を開催しました。

このイベントは、林業への就業に興味がある方を対象に、実際の林業現場の見学と林業事業体の雇用に関する説明会を同時に開催し、福島県内の林業の現状や林業への就業について、より理解を深めてもらうことを目的に開催しました。

(1)現場見学会

いわき市田人町にある有限会社平子商店の高性能林業機械の稼働する現場へ移動し、はじめにフェラバンチャーザウルスロボによる伐倒、森林作業道づくりを見学。続いて、スイングヤーダの現場へ移動して、索を張り、実際に材を付けて材の移動する様子を見学しました。

フェラバンチャーザウルスロボの見学
フェラバンチャーザウルスロボの見学
スイングヤーダの見学
スイングヤーダの見学

高性能林業機械による作業の見学をしながら、それぞれの機械の特徴や使用目的などについて説明を受けました。

さらに、移動する車内では「林業での放射性物質の対応」について、林業振興課職員から説明を受けました。

(2)就業相談会

会場である湯の岳山荘へ到着後、参加者および関係者で昼食を取りながら、平成29年2月に当協会が製作したDVD「キラリ福島の森林づくり!いま高性能林業機械がおもしろい」を視聴しました。

昼食後、有限会社平子商店の平子作麿氏、いわき市森林組合の熊谷達也氏、当支援センターの林業雇用アドバイザーと参加者を囲んで相談会を行いました。

DVDを視聴する様子
DVDを視聴する様子
真剣に耳を傾ける参加者
真剣に耳を傾ける参加者

相談に対応した平子氏および熊谷氏からは、「体力的には大変だが、体力なくてできない人はいない。」「山が好きで、林業に興味がないと勤まらない。」「木の名前を覚えていくと楽しくなる。」「協調性が大事、ケンカしていると事故を起こしやすい。」などのアドバイスがあり、参加者は真剣に耳を傾けていました。

参加者からは、「木の香りが好きで参加した。」「福島に縁があり、福島に気持ちが行く。林業の現場を見てみたいと思って参加した。」という声があり、少人数での開催となりましたが、その分、中身の濃い相談会となりました。
参加された皆様には、ぜひ今後の林業への就業に生かしていただければと願います。