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「第13回 うつくしま育樹祭」を開催しました。

「第13回 うつくしま育樹祭」~第69回全国植樹祭 ふくしま2018プレイベント~の開催

日時:平成27年11月7日(土曜日)
場所:いわき市フラワーセンター
うつくしま育樹祭実行委員会

参加者全員で記念撮影
参加者全員で記念撮影

 うつくしま育樹祭は、県民の皆さんに緑や森林とふれあいながら、森林を守り育てることを知り、感じていただくことを目的として、森林の手入れをするなどの育樹作業や苗木を植栽する植樹作業、さらには参加者同士交流を深めていただくため様々なイベントを実施しております。
 今回の育樹祭は平成30年全国植樹祭の福島県開催が決定したことを記念し、全国植樹祭のプレイベントとしてPRも兼ねて実施しました。
 また、一昨年に引き続き鳥取県の美鳥(みどり)の大使(鳥取市立青谷小学校、琴浦町立八橋小学校、湯梨浜町立羽合小学校の緑の少年団の皆さん)から、「とうほくとっとり・森の里親プロジェクト」の一環として育てられた苗木を寄贈していただき、地元の綴秋山みどりの少年団や親子連れの参加者たちと一緒に植樹作業を行いました。

苗木の寄贈セレモニー
苗木の寄贈セレモニー

 開会式は渡邉裕樹実行委員長の開会のことば、大会会長を務める内堀雅雄福島県知事(代読:畠利行副知事)のあいさつ、苗木(コナラ)の寄贈セレモニー、清水敏男いわき市長の来賓祝辞、記念撮影の順に行いました。

育樹活動①
育樹活動①
育樹活動②
育樹活動②
植樹活動①
植樹活動①
植樹活動②
植樹活動②

 参加者は約380人にのぼり、ふくしま・グリーンフォレスターの会や福島県もりの案内人の会の森林ボランティアの皆さんのご協力の下、それぞれの班に分かれて育樹作業や植樹作業に汗を流しました。育樹作業では、森林が本来持つ多面的機能を発揮させるため、スギ林の除伐や枝打ちを行いました。植樹作業では、開会式で鳥取県から寄贈されたコナラの苗木200本を植栽しました。
 会場には、PR展示用テントを設け、全国植樹祭の周知やクイズを実施しました。

全国植樹祭PRブース
全国植樹祭PRブース
クイズに挑戦中
クイズに挑戦中
森の貯金箱づくり
森の貯金箱づくり
自然観察
自然観察

 

竹箒づくり
竹箒づくり
鋸目立て実演・技術研修会
鋸目立て実演・技術研修会
丸太切り体験
丸太切り体験
木材運びに使っていたソリ、木馬(きんま)の展示
木材運びに使っていたソリ、木馬(きんま)の展示

 午後の交流イベントでは、森の貯金箱づくり・自然観察、竹箒(たけぼうき)づくり、鋸(のこぎり)目立て実演・技術研修会、丸太切り体験等を実施しました。竹箒づくりでは、いわき市の石森竹細工店の石森金一氏、鋸目立て実演・技術研修会では、会津若松市で鋸鍛冶を営んでいる五十嵐征一氏にそれぞれご指導いただきました。どのプログラムも皆さん一生懸命、熱心に取り組まれていました。
 閉会式は甲斐敬市郎実行副委員長があいさつし、閉幕しました。閉会式終了後、地元特産品のいわきゴールドしいたけうどんと、緑地創造研究会が震災で被災した相馬市松川浦周辺のタブノキから種子を採取し育てた苗木を参加者全員に配布し、受け取った参加者はそれぞれの帰路に就きました。
 これからも平成30年の全国植樹祭に向けて、福島県が震災・原発事故から復興した姿を全国へ発信できるよう、こうした森づくり活動をより一層進めていきたいと思います。
 最後に、第13回うつくしま育樹祭にご参加・ご協力していただいた皆さんに御礼を申し上げます。ありがとうございました。

新聞記事掲載①:福島民報(2015年11月8日付、2面)
新聞記事掲載②:福島民友(2015年11月8日付、2面)