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「第42回 福島県緑の少年団大会」を開催しました。

「第42回 福島県緑の少年団大会」を開催しました。

記念撮影
記念撮影

 平成28年7月26日(火曜日)、郡山ユラックス熱海において、「第42回 福島県緑の少年団大会」を福島県緑の少年団育成協議会、(公社)福島県森林・林業・緑化協会の主催、福島県、福島県教育委員会、関東森林管理局、郡山市の後援により開催しました。
 現在、県内には113団、5,606名の緑の少年団が結成されており、県内各地において、学習活動・地域の皆さんと一緒になっての奉仕活動・レクリエーション活動などを積極的に行っております。緑の少年団大会は、県内の緑の少年団が一堂に会し、自然の中での学習などを通じてお互いに交流を深め、緑を愛する豊かな人間性を持つ、健康で明るい社会人になって欲しいという願いを込めて毎年開催しています。
 今回の大会は、県内の緑の少年団員、先生、保護者など15団体、145名の皆さんに参加していただき、関係者も含め全体で約200名の参加となりました。
 式典は、福島県緑の少年団育成協議会の渡邉裕樹会長の主催者挨拶に続き、畠利行福島県副知事、吉﨑賢介郡山副市長から来賓祝辞をいただきました。
 続いて、今年5月に開催した活動実績発表大会の表彰式(下記のとおり)、福島県知事賞 田村市立緑小学校みどりの少年団による活動発表、今年の3月に新規結団した、大甕(おおみか)緑の少年団による誓いの言葉の順にとり行いました。

 

表彰式の様子
表彰式の様子
誓いの言葉の様子
誓いの言葉の様子

 

福島県知事賞
田村市立緑小学校みどりの少年団
福島県教育委員会教育長賞
会津若松市立川南小学校「ホタルの里」緑の少年団
関東森林管理局長賞
会津若松市立大戸小学校緑の少年団
福島県緑の少年団育成協議会長賞
猪苗代町立緑小学校緑の少年団
奨励賞
郡山市立穂積小学校緑の少年団
会津若松市立謹教小学校緑の少年団

その他の今大会参加団
開成小学校緑の少年団(郡山市立開成小学校)
田村市立要田小学校緑の少年団
相馬市立山上小学校緑の少年団
大甕緑の少年団(南相馬市立大甕小学校)
飯豊小学校緑の少年団(小野町立飯豊小学校)
新地町緑の少年団(新地町立駒ケ嶺小学校)
広野町緑の少年団(広野町立広野小学校)
大玉村立玉井小学校緑の少年団
大山小学校緑の少年団(大玉村立大山小学校)

 

 なお、「全国緑の少年団活動発表大会」に推薦した県知事賞の田村市立緑小学校みどりの少年団は、みどりの奨励賞「全国緑の少年団連盟会長賞」に選ばれました。表彰式は、7月30日から北海道石狩郡当別町の道民の森で開催される「2016緑の少年団交流大会in北海道」において行われる予定です。


 午後は会場を郡山市内の高篠山森林公園に移し、昼食をはさんで木工体験、治山学習、自然観察の3つのメニューを6班に分けて交代しながら活動しました。
 木工体験では、森の体育館において貯金箱(小物入れ)を作りました。子どもたちは、組み立てた貯金箱に、絵を描いたり、カットした折り紙を貼ったりと、それぞれ工夫をして自分だけの貯金箱に仕上げていました。

貯金箱を組み立てて思い思いに装飾している様子
貯金箱を組み立てて思い思いに装飾している様子

 治山学習では、高篠山森林公園内にある「ほたるの里」で実際に治山ダムを見ながら、パネルを使って県中農林事務所の方が治山のしくみについて説明されました。

治山ダムのしくみについて説明を聞いている様子
治山ダムのしくみについて説明を聞いている様子


 「ほたるの里」への行き帰りでは、福島県もりの案内人の方たちと一緒に自然観察をしながら歩きました。子どもたちは遊歩道を歩いて実際に草木に触れたり、案内人の話を真剣な眼差しで一生懸命聞いていました。

自然観察をしている様子
自然観察をしている様子


 それぞれの活動終了後、森の体育館に集合して最後に「森林(もり)とのきずなづくり植樹リレー」を行いました。この植樹リレーは、2年後の平成30年春に福島県で開催される第69回全国植樹祭に向けて、県民のみなさんで森林(もり)を守り育て、未来へ引き継いでいくため、県内各地で開催される植樹活動をリレーの形で結ぶもので、今年6月からスタートしました。マツ・ヒノキ・スギ・ブナの4つのコースに分かれてスタートして、今回はそのブナコースの2回目で、6月に第6回会津耶麻地方植樹祭が行われた猪苗代町を代表して猪苗代町立緑小学校緑の少年団の柴田陽基団長と、鈴木沙羅副団長から、今大会の開催地の郡山市を代表して開成小学校緑の少年団の朝田幸花団長と庄司颯杜副団長へバトンが引き継がれました。
 その後、山村広場に移動して、渡邉会長と代表の4名がオオヤマザクラの苗木を記念植樹しました。

森林(もり)とのきずなづくり植樹リレーの様子
森林(もり)とのきずなづくり植樹リレーの様子
記念植樹の様子
記念植樹の様子
木製短冊にメッセージを記入している様子
木製短冊にメッセージを記入している様子

 植樹後は参加者全員が集まり記念撮影をし、木製の短冊にそれぞれ森林づくりへの思いを記入して大会を終えました。この短冊は、2年後に南相馬市で行われる全国植樹祭の会場に飾られる予定です。


 今大会は、昨年に引き続き新規結団した大甕緑の少年団をはじめ、広野町緑の少年団が震災後初めて参加するなど、参加団数・団員数も増えました。2年後に開催する全国植樹祭に向けて、今後ともより一層緑の少年団活動を盛り上げていくために、緑の少年団大会や交流集会などの校外活動への参加や、それぞれの地域と連携した活動の働きかけを強化してまいります。

新聞記事掲載①:福島民報(2016年7月27日付、5面)
新聞記事掲載②:福島民友(2016年7月27日付、4面)