「森林(もり)と遊ぶ交流会」を開催しました。
2016年8月9日
夏空の下、県民つどう

平成28年8月7日(日曜日)伊達市の霊山こどもの村において第69回全国植樹祭プレイベント「森林(もり)と遊ぶ交流会」を開催しました。
この交流会は、平成30年春季の全国植樹祭開催に向けて、子どもたちが緑とふれあう機会を通して森林づくりへの関心を高め、森林や自然環境と全国植樹祭の開催への理解を深めることを目的に、福島県、伊達市、当協会の3者共催で開催しました。
当日、夏空が広がる中、子どもたちと保護者、緑の少年団団員など180名が参加しました。
この交流会では、自然とふれあい、森林を身近に感じていただくため、多様なプログラムを用意しました。
【午前のプログラム】
海岸防災林について学んだほか、もりの案内人による紙芝居を上演するなど「森林の学習会」を実施しました。また、林間コースに設けられたポイントを回り、問題を解く「オリエンテーリング」や森林に棲む動物の生態等について見聞きする「自然観察会」を開催しました。




【午後のプログラム】
木工クラフトを中心に7種類の体験型プログラムとして、My箸、森のアロマなどの「ものづくり」や水鉄砲(的当て)、ヒノキ丸太の皮むき&丸太切りなどの「遊び・体験」に挑戦しました。





プログラム終了後のお楽しみ抽選会では、JA福島中央会の協賛品(モモ、米)のほか、積み木セット、政宗ダテニクルDVD、紅彩館ペア宿泊券が当選者に手渡され、会場は祝福の拍手で包まれました。
【記念植樹・森林(もり)とのきずなづくり植樹リレー】
今回の交流会開催を記念してイロハモミジの植樹を行いました。
この記念植樹は、参加者を代表して大橋さんご一家(伊達市)と綴秋山みどりの少年団員の皆さん(いわき市)に行っていただきました。また、現在平成30年の全国植樹祭に向けて県内で展開している「森林とのきずなづくり植樹リレー(ヒノキコース)」の引き継ぎセレモニーを行い、福島県の形をした木製プレート上の伊達市に植樹ピンを刺していただきました。
交流会を通じて小学生の皆さんのものづくり等に一生懸命取り組む姿が印象的でした。また、学びと遊びを体験してこころなしか逞しくなって家路に着かれたのではないかと思います。


新聞記事掲載:福島民友(2016年8月8日付、12面)