「第15回 うつくしま育樹祭」を開催しました。
2017年11月13日
「第15回 うつくしま育樹祭」~第69回全国植樹祭200日前記念イベント~
日時:平成29年11月11日(土曜日)
場所:南相馬市原町区雫地内(全国植樹祭開催地)
うつくしま育樹祭実行委員会

うつくしま育樹祭は、県民の皆さんに緑や森林とふれあいながら、森林を守り育てることを知り、感じていただくことを目的として、森林を手入れする育樹作業や苗木を植栽する植樹作業、さらには参加者同士交流を深めていただく様々なイベントを実施しています。
今回の育樹祭は、平成30年6月10日に開催される第69回全国植樹祭の200日前記念イベントとして、全国植樹祭開催地内で行い、PRテントの設置や全国植樹祭会場巡りツアーを行うなど約1100人が参加しました。










開会式は渡邉裕樹実行委員長の「開会のことば」から始まり、内堀雅雄福島県知事(代読:畠利行副知事)の「大会会長あいさつ」、桜井勝延南相馬市長の「来賓祝辞」、「森林(もり)とのきずなづくり植樹リレー」、「各種苗木紹介」、「鳥取県からの苗木寄贈セレモニー」、「森の名手・名人認定書伝達式」、「記念撮影」、「記念植樹」の順に行いました。
また、鳥取県の美鳥(みどり)の大使(伯耆町立八郷小学校緑の少年団)の皆さんには、「とうほくとっとり・とうほく海岸防災林再生プロジェクト」の一環として鳥取県で育てられたクロマツ苗木を寄贈いただき、式典の中で来賓と地元の緑の少年団(南相馬市立大甕小学校、川内村立川内小学校の緑の少年団)と一緒に記念植樹を行いました。
その他にも、今年の全国植樹祭開催地(富山県)から引き継がれたエノキ苗木、第27回森と花のみどりの祭典~みどりの感謝祭~において公益社団法人国土緑化推進機構より寄贈いただいたクロマツ苗木、株式会社グリーンラボよりトベラ、ヤブツバキの苗木などたくさんの苗木を寄贈いただき植樹しました。




記念植樹後、ふくしま・グリーンフォレスターの会や福島県もりの案内人の会の森林ボランティアの皆さんのご協力の下、それぞれの班に分かれて育樹作業に汗を流しました。
海岸防災林会場のクロマツの手入れでは、枯れてしまった苗木を抜き取り新たな苗木を補植し、鎮魂復興市民植樹祭会場の広葉樹の手入れでは、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊のご指導の下 除草や下草の刈払いを行いました。また、緑の少年団とアネシス学院の皆さんは記念植樹会場に広葉樹の苗木1000本を植樹しました。










午後の活動は、「第69回全国植樹祭会場巡りツアー」、「葉っぱスタンプエコバック」、「のぼり旗と植樹リレーの木製短冊へのメッセージ記入」、「木製プランターカバー製作」、「キビ凧づくり」、「木工体験」、「丸太切り体験&木メダルづくり」、白河高原薪の会による「薪割り体験」などの交流イベントを実施しました。風が強いなか大変でしたが、どのプログラムも皆さん一生懸命、熱心に取り組まれていました。
閉会式は甲斐敬市郎実行副委員長があいさつし、無事閉幕しました。
これからも来年6月に開催される全国植樹祭に向けて、福島県が震災・原発事故から復興した姿を全国へ発信できるよう、こうした森林づくり活動をより一層進めていくとともに全国植樹祭以降も継続して取り組んでまいります。
最後に、第15回うつくしま育樹祭にご参加・ご協力していただいた皆さんに御礼を申し上げます。ありがとうございました。
新聞記事掲載①:福島民報(2017年11月12日付、2面)
新聞記事掲載②:福島民友(2017年11月12日付、2面)