緑の少年団

緑の少年団とは?

次代を担う子供たちが、森林や緑に関する学習活動、公共施設の緑化などの社会奉仕活動キャンプや”森の楽校”などのレクリエーション活動を通じて、自然を愛し、人を愛し、自らの地域社会を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした子供達主体の団体です。

基本的性格

「緑」を活動の中心

緑の少年団はその名のように”緑を守り育てる”という目的のもとに活動をするという特色があります。 活動の内容については、森林や緑についての活動が中心になり、森林や緑に直接ふれあいながら学習をし、体験をつむよう工夫することが大切です。

年齢や地域の違いなどによる多様性

緑の少年団の活動は、団員の年齢や構成人数、置かれている地域環境などにより異なってきます。それぞれの団では構成状況の違い、特徴を活かして、創意に満ちた活動をする必要があります。 学校林を活用した「もりの秘密基地」づくりやきのこやサツマイモの栽培、カブトムシやホタルの飼育、朝顔の緑のカーテンづくりなど、各団の特色を活かした活動が行われております。

活動の自主性

緑の少年団の活動に当たっては、自分達で決定し、実行するという自主性を持つことが必要です。 集団活動では、こうした自主性がすべてに活かされるように指導されれば、団員一人ひとりの自主性・創意性が引き出され、団の活動は地域の実態に合ったかたちで、より楽しく、意義のあるものになるでしょう。

どんな活動をしているの

1.学習活動

もりの案内人の方などの指導による自然観察会や木工クラフト、身近な川での水質調査や生き物調査、国蝶のオオムラサキやカブトムシの飼育など、森林や水、生き物といった自然について、現地で直接ふれあい、感じることを基本に知識や技術を学んでいきます。

2.野外活動

キャンプ生活やハイキング、登山など、自然の中で遊び、共同生活や団体行動の中から、自主性、団結、協調性などを身につけていきます。

3.奉仕活動

緑の募金活動、道路・川のクリーン作戦などの清掃活動、公共施設の花壇整備活動などのボランティア活動を通じて、社会の一員としての自覚を養います。

緑の少年団の結成状況