はじめに

福島県の県土の約70%を占める森林は、木材等の林産物の供給をはじめ、県土の保全、水源のかん養、地球温暖化防止、生物の多様性の維持、環境教育のフィールドなど森林の持つ多面的機能の発揮を通じて、県民生活の安定や安心・安全な暮らしに深く寄与しています。

しかし、本県の森林・林業及び山村を取り巻く現状は、経済社会の変化に伴う林業就業者の減少・高齢化、林業生産活動の停滞等により、多くの課題を抱えております。
さらに、平成23年3月の東日本大震災及びこれに伴う原発事故等により、依然として多くの県民が避難生活を余儀なくされ、原発事故の早期収束や除染の促進、復興の加速化が、強く求められております。
特に、放射能汚染は、未だ森林・林業の再生に、大きな影響を及ぼしています。

このような状況等に対処するため、平成24年3月30日に、林業関係の3団体が大同団結し、新たに、社団法人福島県森林・林業・緑化協会が誕生しました。
さらに、平成25年4月1日からは、公益社団法人に移行し、そのスケールメリットを生かし、これまで以上に経営基盤の強化を図りながら、森林・林業の再生を通した復興の推進、林業労働力の育成・確保、県民参加の森林づくりや次代を担う青少年の育成等の緑化の推進、キノコなどの特用林産物の振興、森林土木事業の測量・設計等、各種業務を、積極的に展開しております。

今後、「豊かで活力ある森林を次の世代へ」引継ぐため、役職員一同、さらに邁進していく所存ですので、皆様の、ご支援・ご協力を、よろしくお願いいたします。

公益社団法人 福島県森林・林業・緑化協会
会長 齋藤 卓夫