雇用管理研修会を開催しました
2015年11月17日
平成27年11月16日(月曜日)、福島県農業総合センターにて「平成27年度雇用管理研修会」を開催しました。
この研修会は、林業事業体の経営の安定や雇用管理改善を図るため、事業主や雇用管理者等を対象に、年に一回開催しています。
第一部は、福島労働局より「最近の雇用情勢・福島労働局の取組について」と題して、ご講演いただきました。
この中で、県内の雇用失業情勢は、一部に厳しさが残るものの、復旧・復興関連求人の増加等により着実に改善しているとの報告がありました。
また、東日本大震災からの復興支援および魅力ある職場づくりの推進に向けた施策への取組状況や、従業員の処遇や職場環境の改善を図るための助成金等についての説明がありました。
第二部は、福島大学経済経営学類の熊沢透教授より「ブラック企業にならないために」と題して、ご講演いただきました。
林業は、いわゆる「ブラック企業」がはびこる条件や構造とは少し異なっているという前置きのうえで、次の内容についてお話を伺いました。
・「ブラック」企業とはなにか
・なぜ「ブラック企業」であってはならないのか
・「ブラック企業」にならないためにどうすればいいのか
参加された方々は、時折メモを取りながら、熱心に耳を傾けていました。