女性に向けたイベント「木と愉しむ休日~大杉・夫婦杉見学とクラフト作り~」を開催しました
2018年3月30日
平成30年3月18日(日曜日)に、森や木に関心のある女性に向けたイベント「木と愉しむ休日~大杉・夫婦杉見学とクラフト作り~」を開催しました。
幸いお天気に恵まれ、はじめに二本松市の「杉沢の大杉」を見学。
福島県もりの案内人の2名にご案内いただき、県内で最も大きいといわれる幹の周りを見て歩きながら、大杉の特徴や地元との関わりについて学びました。周囲には木道や花壇等が整備され、地元の方々が大杉を大切に見守りながら暮らしている様子が伝わりました。



続いて、小野町の「諏訪神社の翁杉・媼杉」を目指して国道349号を南下。
車窓から望む里山の景色を眺めながら、案内人の方から杉の特徴や木と共に暮らしてきた人々の歴史等についてお話を伺い、絵本「おおきな木」を朗読していただきました。心に染み入るような朗読と山あいの風景が重なり、はるか昔から続く木と人との営みに思いを馳せる癒やしの時間となりました。



諏訪神社では、夫婦杉を見上げながら奥にある境内まで進み、そこから杉を眺めつつ杉と人々との暮らしや、小野町周辺にある大木についてお話を伺いました。樹齢1,200年になる夫婦杉は、空に向かってまっすぐ力強く伸び、まだまだ木の勢いがあるとのこと。杉沢の大杉とはまた違った佇まいで、興味深く見学しました。



諏訪神社でもりの案内人の方と別れ、バスで10分ほどの「カフェ・ビー」へ。
花や木をあしらった温かな雰囲気の店内で、美味しいランチとデザートを頂き、その後クラフト作りを行いました。
この日作ったのは蜜蝋のアロマクリームとミニチュアフェイクガーデン。参加された方は和やかに談笑しながら、時に没頭しながら思い思いの作品を作り、あっという間に帰路につく時間となりました。






ご協力いただいた皆様のおかげで、とても楽しく充実した春の一日となりました。参加者からも「楽しかった」「また参加したい」との声をいただき、事務局も安堵しています。
今後も、木や森・林業への関心を広げるきっかけ作りとなるべくイベントを開催していきますので、皆様のご参加をお待ちしております。