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令和元年度 林業人材育成研修会を開催しました

令和元年6月21日(金曜日)に、猪苗代町の「道の駅猪苗代」及び猪苗代町翁島県有林にて、県内の林業事業体及び林業関係者に向けて「林業人材育成研修会」を開催しました。
講師として、昨年度に引き続き小田桐久一郎氏(青森県国有林材生産協同組合専務理事)を迎え、「林業労働安全に係る考察とWLCルールの競技安全対策」と題し、主にチェーンソーの取扱いが中級者以上の方を対象に研修を行いました。

午前中の座学では、林業での死亡災害の7割を占めるチェーンソー作業において、事故を減らすために必要な正確な伐倒やヒューマンエラーに対する作業員の心構え、現場の状況に応じた安全な伐倒作業等について講義いただきました。

室内研修の様子
室内研修の様子
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講義を行う小田桐講師

休憩後の後半は、WLC(世界伐木チャンピオンシップ)競技の基本ルールの説明を中心に講義を行い、『安全に配慮して作業を行うこと』が競技においていかに重要視されているか等を学びました。

午後からは、会場を猪苗代町の翁島県有林に移して、小田桐講師によるチェーンソー伐倒の実演や希望者への伐木作業の直接指導を行いました。

現地研修の様子
現地研修の様子
実演する小田桐講師
チェーンソーによる実演を行う小田桐講師

伐木作業の直接指導は、時間と天候の都合から、やむを得ず3名に絞っての実施となりましたが、現地研修に参加された方はスマートフォンやカメラなどを手に録画しながら熱心に講義を受けていました。

伐倒作業の直接指導①
伐倒作業の直接指導①
伐倒作業の直接指導②
伐倒作業の直接指導②
伐倒作業の直接指導③
伐倒作業の直接指導③

参加者へのアンケート調査の回答では「大変良かった」「参考になった」との感想が殆どで、「もう一度希望する」「また実施して欲しい」「実技を多めに、もっと時間を取って欲しい」等の肯定的な意見が寄せられました。
今回の研修会を生かして、今後より一層安全に考慮しながら現場作業に取り組み、林業での事故が少しでも減っていくことを願います。