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女性に向けたイベント「森林(もり)の恵みのリースづくり」を開催しました

令和元年11月24日(日曜日)13時より、郡山市にある「もりのかぜ・らぼ」にて、森や木に関心のある女性に向けたイベント「森林(もり)の恵みのリースづくり~針葉樹(フレッシュグリーン)と木の実を使ったリースづくりワークショップ~」を開催しました。
このイベントは、当協会の森林・林業担い手育成事業の一つとして実施したもので、おおよそ年2回ほど開催しております。

今回は、福島市在住のフラワーデザイナーMIKIこと氏家幹子さんを講師に迎えて、生の針葉樹とドライ加工の木の実を使ったリースづくりワークショップを行いました。参加者は定員の16名(+お子様1名)、使用した生の針葉樹は福島市内のフラワーショップcocoroにて、飾り・道具一式は郡山市内の横浜ディスプレイミュージアムにて準備いただきました。

講師の氏家さんから作業の流れについて説明を受け、針葉樹を適度な長さにカット。切った針葉樹を、ワイヤーを使ってバランス良く土台に巻き付けていきます。リース用の針葉樹は4種類(ブルーアイス、クジャクヒバ、ヒムロスギ、ヒバ)、他に飾りとしてユーカリとサンキライを準備しました。

会場の様子、針葉樹のいい香りが広がります
会場の様子、針葉樹のいい香りが広がります
講師の氏家幹子さん
講師の氏家幹子さん
できあがりをイメージしながら切りそろえていきます
できあがりをイメージしながら切りそろえていきます

枝にハサミを入れた途端、針葉樹のフレッシュな香りが辺り一面に広がり、カフェは癒やしの空間に。香りも、葉の触り心地も色合いも針葉樹の種類により異なり、参加された方は、その違いを楽しみながら1本1本土台に巻き付け、一重二重と葉を重ねながら思い描くリースの形に近づけていきました。

ワイヤーを使って針葉樹を巻き付けていきます
ワイヤーを使って針葉樹を巻き付けていきます
講師に教わりながら土台づくりが進みます
講師に教わりながら土台づくりが進みます
お母さんと一緒にお子様も参加、素敵なリースを作りました
お母さんと一緒にお子様も参加、素敵なリースを作りました

土台ができたら、続いて飾り付けを行います。生花に付けることができる接着剤を使って、生のリース素材にドライの木の実を飾り付けしました。松ぼっくりやスターアニス、どんぐりや白いブナの花を飾り、さらにサンキライの赤い実と、ふわふわの綿の実を飾り付けると一気に華やかになり、リースが完成しました。

完成したリース!
完成したリース!
大きさの異なるリースも可愛く出来上がりました
大きさの異なるリースも可愛く出来上がりました
完成したリースを手に記念写真!
完成したリースを手に記念写真!

もりのかぜ・らぼさんの植物に囲まれたあたたかく素敵な空間と、氏家さんの明るく飾らない人柄に助けられ、楽しく充実したイベントとなりました。イベントの開催も回を重ね、参加が2回目以上という方も多くなり、少しずつ定着している様子も感じることができました。

今回のワークショップは関係者の協力のもと「作る、香る、飾る」の3つの楽しさを参加者と共有することができ、今後も、それぞれの日々の暮らしの中で、森や木に関わるモノ・コトを積極的に取り入れて、楽しんでいただけることを願います。

なお、3月に開催を予定していた今年度2回目のイベントは、新型コロナウイルス感染症への影響を考慮して一旦中止となりましたが、4月以降に時期をみて開催できるよう検討しております。
今後も、楽しく林業への興味を持っていただけるようなイベントを開催できるよう準備を進めていきますので、ぜひお気軽にご参加ください。